量子もつれと深層学習・繰り込み群
2025年は量子力学の基本的な原理が発見されて100年が経ちます。これを記念して，ユネスコが2025年を国際量子科学技術年に制定しました。図は，研究テーマの一例を挙げています。「量子もつれ」とは，量子の世界に特有な現象で，この現象を利用することによって，数百桁の素数の因数分解を1秒もかからずに計算することが可能になります。なお，2022年度のノーベル物理学賞は，「量子もつれ」に関する研究に与えられました。近未来の科学・技術として量子情報を学びましょう！