学科紹介
Department

Features

システム工学科の特徴

vision

人と機械のあり方を考え、人に優しいスマート社会を実現

システム工学科では、人に優しく、安心安全、快適便利なスマート社会の実現に向け、教育研究を3つのコースで展開します。卒業研究では、学生は各コースの教育を担当する3講座のいずれかに所属し、最新のAI、IoT、VR技術を融合させながら、人間社会を支えるITメカの設計論や具現化法に取り組みます。

  1. 01ソフトウェアとハードウェアの両方を扱います

    ある技術は活用する、ない技術は新たに作り、多種多様な技術を融合させながら、安心・安全・快適・便利に生活するためのシステムづくりを、ソフトウェアとハードウェアの両面から学びます。専門性の高い要素技術の開発から分野横断的な技術統合まで、幅広い分野と研究ステージで教育研究を展開します。

  2. 02高校の数学と情報の教職免許状を取得できます

    システム工学科では、高等学校教諭一種免許状(数学)と高等学校教諭一種免許状(情報)を取得できるカリキュラムを組んでいます。大学院情報科学研究科システム工学専攻では、高等学校教諭専修免許状(数学)と高等学校教諭専修免許状(情報)を取得できるカリキュラムを組んでいます。数学を専門とする教員が所属し、資格取得に向けた手厚いサポートを受けることができます。

  3. 03学会発表ならびに共同研究を盛んに行っています

    卒業研究の延長として、日本国内に限らず、海外の学会にも参加し、学生が主体となって研究成果を発表しています。企業および他大学との共同研究も活発に行っており、教員および企業側のサポートを受けながら、専門的かつ実践的な研究開発を体験できます。授業では得られない知見や技術、社会人マナーを得ることができます。

Message

学生へのメッセージ

システムとは、個々の要素が互いに影響し合いながら、全体として機能するまとまりのことを指します。最も身近な例は、生命体として機能している我々自身でしょう。ロボットなどのIT・メカシステムも、ハード(部品)とソフト(機能)で構成されるシステムの代表例です。システムを構築するには、個々の構成要素の検討に加えて、複数の要素を最適にまとめる統合化の技術も必要となります。このような方法論や技術を体系的に扱う学問をシステム工学と呼びます。

システム工学科では、講義で個々の要素技術のベースとなる基礎理論を学び、実験でそれらを実践できるようにカリキュラムを編成しています。3年次のシステム工学実験では、惑星探査で利用されるような車輪型ロボットを題材として、駆動システム、センサシステム、画像や音声によるAI認識システム、VRユーザインタフェースなどの個々の機能をハードに実装します。さらに、コンテストに向けて各機能を最適にチューニングする課題にも取り組み、一連のシステム工学技術を学びます。4年次の卒業研究では、安心安全・快適便利な社会の実現に向けて、1つの機能に焦点を当てて専門性の高い要素技術を研究開発することもあれば、機能の統合化に焦点を合わせることもあります。これらは、自分の興味に応じて、選ぶことができます。講座・教員の紹介ページには、各教員が取り組んでいる研究テーマが掲載されています。扱う分野が多岐にわたっており、興味を抱くテーマがきっとあるはずです。是非、覗いてみてください。