講座・教員
研究紹介
Research

MASAYUKI HIROKADO

准教授:廣門 正行

研究テーマ

代数多様体の分類理論, 特異点理論, グレブナー基底

専門は代数幾何学です.歴史的には,複素数係数の多項式の連立方程式の解として表される図形(代数多様体),の性質を調べるという形で研究がなされました.現在では,様々な方向での一般化(理論の統一化)が進められています.

代数幾何学

写真は,2次元代数多様体に現れる特異点についてのセミナー,シンポジウムでの発表内容の一部です.中学・高校で勉強する,実数係数の1変数多項式で表されるグラフ(直線や放物線など)が代数多様体の例です.大学では更に,複素数係数の多変数多項式で表される代数多様体を基本的対象として扱い,それらの更なる一般化について(数学的対象,用いる道具に関する)研究が進められています.